ごきげんよう。松本亜佑香です。
弾丸でパリへ!2018春夏オートクチュールコレクションへ行って参りました。
というわけで、【AYUKA MATSUMOTOのモード★パトロール!スピンオフ】と題して、ブライダルラインも展開しているメゾンや日本未上陸ブランドのオートクチュールコレクションをいくつかピックアップしてご紹介いたします。
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2018年6月15日にウェブサイトをリニューアルオープンした為、もう一度ニューヨークエディションのご紹介を兼ねて投稿させて頂きます♪
こちらは、2018年1月26日の記事です。
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1月22日。雨。
レバノン出身・TONY WARDのオートクチュールコレクション会場は、ルーヴル美術館からも程近い、小さな礼拝堂(教会)のl'Oratoire du Louvreで。
思わず天井をぐうっと見上げてしまうほど美しく厳かな空間の中、壮麗な音楽をバックに行われたTONY WARDのランウェイもまた、荘厳さと軽やかさが融合するユニークで美しいショーでした。
今季、TONYがインスパイアされたのはFractals(幾何学模様)。
複雑でカオティックなものから生まれる”美”をTONY WARDらしいディテールに拘りぬいた、芸術的なコレクションとして届けてくれました。
カラーパレットは、春夏らしいローズ、ライラック、パステルグリーン、クリームカラーといった心華やぐ色をメインに展開。
ラストを飾ったウェディングドレスのビスチェから流れる幾何学模様の刺繍が、まるで小さな花の莟のようで、会場からは感嘆の吐息とあたたかい賞賛の拍手がTONY WARDへ送られました。