ごきげんよう。松本亜佑香です。
弾丸でパリへ!2018春夏オートクチュールコレクションへ行って参りました。
というわけで、【AYUKA MATSUMOTOのモード★パトロール!スピンオフ】と題して、ブライダルラインも展開しているメゾンや日本未上陸ブランドのオートクチュールコレクションをいくつかピックアップしてご紹介いたします。
1月22日。雨。
パリの大学Université Paris Descartesで行われたGEORGES HOBEIKAのショー。
GEORGES HOBEIKAもレバノン出身のデザイナーですが、実は元々、大学では土木工学を先攻していました。
レバノンで起きた内戦により、一時的にヨーロッパへ渡ったHOBEIKA一家。
しかし、そこでGEORGESの人生を変える運命の出会いがありました。そう、”ファッション”との出会い。
CHANELをはじめとしたパリのメゾンでインターンとして働き始めたGEORGESはオートクチュールデザイナーとして成長し、今でも彼のコレクションはCHANELに影響を受けているそうです。
そんなGEORGES HOBEIKAの今季はギリシャ文明にインスピレーションを受け、彼のロマンチック光線にヒストリックなデコパージュが施された贅沢なコレクションに。
繊細なのにどこかストラクチャーなドレスやパンツルック。
スモーキーピンクやミントグリーンといったロマンチックウェポンなカラーパレット、ライオンモチーフのウィムジカルなデザイン、ディテールに拘って”ギリシャ文明”を表現したヘッドドレスやジュエリー、リッチな刺繍、ビーディングのドレス・・・とGEORGES HOBEIKAの優美な世界観が繰り広げられました。
そして、華々しいラストを飾ったのは、エーゲ海ブライズスタイルの美しいビーディングデザインのウェディングガウン。
フロントローにはロシア人インフルエンサーのKarina NigayやKristina Kraytの姿もあり、ゲストたちはGEORGESのエスプリ満載なコレクションに魅了されていました。