オリヴィア・パレルモがインスタグラムでポストしていたスリットの入ったチュールのドレスは、ジョルジュ・チャクラ(GEORGES CHAKRA)の2020-2021秋冬オートクチュールコレクションのブライダルガウンだ。
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ジョルジュのスケッチ画
ジョルジュ・チャクラは、レバノン・ベイルートを拠点とするオートクチュールファッションデザイナーで、1985年にブランドを設立した。ジョルジュは映画「プラダを着た悪魔」でドルチェ・アンド・ガッバーナやカルヴァン・クラインと一緒にコスチュームデザイナーとして貢献したことでも知られている。
また、ジョルジュ・チャクラのファンには、ケイティ・ペリーやブレイク・ライブリー、ジェニファー・ロペスなどが名を連ねている。
そんな彼の魅力は、ファッションだけでなく、インテリアデザイナー、スケッチアーティスト、画家としてもその感性を表現していることにあり、クチュールショーでは毎回ユニークで新しい挑戦を試みている。
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2020年はCOVID-19によって私たちの価値観が変わった年。
ウェディングの形も変化する中で、ジョルジュが打ち出すスタイルは、既存のブライダルの形を打ち破るものだ。クチュールでありながら、日常の延長も感じさせる新しい提案は、ホリデーシーズンのインティメイト婚やシヴィル・ウェディングを華やかにしてくれるはずだ。
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GEORGES CHAKRA
Write & Edit by AYUKA MATSUMOTO