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CALIFORNIA DREAMY 〜 夢のような一日

ロサンゼルスでシェフを務めるサラ、彼女と婚約者のケリーが大好きなウエストコートのビッグサーでのウエディングを決めた後、二人はすべてが手づくりの結婚式にしようと決意! 彼女の双子の姉が招待状をデザインし、お父さんがシャルキュトリー(ハムなどの肉の加工品)を仕込み、花嫁と花婿が目を惹く会場装飾を共同で仕上げました。
 

COAST TO TOAST — ウェストコーストで乾杯!

花嫁となるサラ・シムスは婚約者のケリー・ヘンドリックスを子供の頃からのお気に入りの場所、カルフォルニア沿岸のビッグサーに連れ出しました。ケリーは、二人のウエディングパーティをこの地こそがぴったりだと閃きました。
 
 

LOVE ON LOCATION — 愛する地で

花嫁のサラは、プライベートシェフでフードスタイリスト。花婿のケリーは、ホテル運用ディレクター。ロサンゼルスに住む二人は、接客業を通して知り合いました。彼らをより結びつけたのは、その共通する仕事歴とお互い双子であるということでした。結婚式の場所となったのは、サラが育ったカーメルからほど近いところにあるビッグサー。そこは、せり立つ崖と美しく静かな青い海が広がる神聖な地。太平洋を背景にして60人のゲストが見守る中、二人が書いた誓いの言葉を暗唱しました。それから、野外で祝宴がスタートしたのです。
 
 

PASTORAL PARTY — 牧歌的なパーティ

サラのブライズメイドは、モニーク・ルイリエのドレスを着用し、ローズマリー、ベイリーフ、オリーブの枝のブーケを手に持ちました。彼女の姪であるフラワーガールは。頭に白いワックスフラワーとローズマリーの花冠を載せて、ワッターズフロックスのシーホースのドレスを着用。オリーブの枝とローズマリーはサラの両親の農園のものを使用。

サラとグラフィックデザイナーである双子の姉レベッカが大半のアイデアを出し、手づくりのものでいっぱいの夢に見た通りの婚礼でした。

ウェルカムバスケットには、お水、りんご、近隣のアトラクションが載っているイラスト地図、お菓子を詰めたクマのはちみつボトル、トランプを用意!

 
 

SWEET SWNTIMENTS — 甘い思い出

二人が配るプチギフトとして、養蜂場を営む友人がオーガニックの蜂蜜を大量に用意。サラは、ミニドリームキャッチャーをエスコートカード用に工作。クリームチーズフロスティングのココナッツケーキには踊るクマをトッピング。そして、ケーキスタンドは、そのケーキ職人の恋人が切り倒した松の木を使いました。今では、新婚家庭のサイドテーブルになっています。
 
 

HANDMADE HARVEST — ハンドメイドの収穫

アーモンド、ビーツ、オリーブ、トリュフ入りチーズや地元産のヤギのチーズ、サラのお父さんが仕込んだシャルキュトリー、これらが3m以上連なった皿に盛られ、カクテルアワーを素敵に飾りました。
 
 

GOLDEN GLOW — ガーデンを楽しむ

納屋の木材を再利用したむき出しのテーブルには、シンプルなキャンドルたちが無造作に置かれていました。キャンドルのグラスホルダーは、どれもサラがフリーマーケットで見つけてきたもの。テーブルの上にはさらにトマト、柿、イチジクなどがディスプレイ。各ディナープレートの横に置かれた小瓶は、花嫁の両親が所有する農園で育てているオリーブをコールドプレスした、フレッシュなエクストラバージンのオリーブオイルです。

木のぬくもりが感じられるこのウエディングを気に入られましたか?

こちらからも写真を見ていただけます。
 
 


TEXT BY VALERIE RAINS
PHOTOGRAPHS BY ERIN KUKEL

MARTHA STEWART Weddings JAPAN No.1 (SUMMER/FALL 2017)
P157〜掲載
 

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