TOMO KOIZUMI for TREAT MAISON
デジタル開催がメインとなり、例年とはだいぶ雰囲気の違った9月のNYコレクションにビッグニュースが舞い込んできた。
昨年2月のNYコレクションで華々しいデビューを飾ったTOMO KOIZUMI(トモ・コイズミ)と感度の高い花嫁に人気のウェディングドレスのセレクトショップ、ザ・トリート・ドレッシングとミス・トリートのアトリエから生まれたブランド、TREAT MAISON(トリート・メゾン)が夢のコラボレーションを果たし、見ているだけでも幸せな気持ちになれるウェディング・カプセルコレクションを発表した。
TOMO KOIZUMI for TREAT MAISONは、TOMO KOIZUMI 2021春夏コレクションのレディ・トゥ・ウェアと共に発表されたが、フルコレクションのテーマは「日本の花嫁の衣装」。
TOMO KOIZUMIのアーカイブ作品と日本の伝統的な結婚式の衣装からインスパイアされ、TOMO KOIZUMIの世界観とTREAT MAISONの職人の技がひとつのハーモニーとなってTOMO KOIZUMI for TREAT MAISONが誕生した。
そして、このウェディングドレスコレクションには両者のある想いも。
それは、「あらゆる境界線を越えていく」ということ。
TOMO KOIZUMIのクリエイティブディレクター・小泉智貴氏は昨年のNYコレクションで「本当に良いものは国籍、性別、年齢、業界、宗教などあらゆる境界線を越えて評価される」ことを体験。それがきっかけで、パーティー文化の少ない日本で「ドレスを着る機会を増やしたい」という新たな挑戦が生まれた。また、常に業界を牽引し続けているトリートは「ウェディング業界とファッション業界の境界線を越えていく」という想いを軸に、日本のウェディング業界の常識やルールにとらわれず、結婚式をもっと自由にしたいと走り続けている。
TOMO KOIZUMI、そしてトリートの新たな挑戦は始まったばかり。
TOMO KOIZUMIを一躍世界に広めたニューヨーク、そして15年前日本では初めてトリートがバイイング先として開拓したニューヨーク。その運命の”スタート”地点・ニューヨークで彼らのコラボレーションが見られる日を期待したい。
TOMO KOIZUMI for TREAT MAISON全コレクションは こちらから。
TOMO KOIZUMI for TREAT MAISONは、2020年9月18日(金)から ミス・トリートにて取扱いを開始。また、来年2021年2月からは全国の ザ・トリート・ドレッシングでも取扱いがスタート。
Photographer : MAKOTO NAKAGAWA (CUBISM)
Hair : KATSUYOSHI HAYASHI (JILL)
Make : RYOTA NAKAMURA (3rd)
Stylist : Babymix
Text & Edit by AYUKA MATSUMOTO